子犬に多い回虫、鉤虫、鞭虫、条虫を予防するための駆虫剤の種類、年齢別の投与間隔、そして正しい使用方法を、獣医学的な根拠に基づいてまとめました。

駆虫薬を投与する前に、必ず糞便検査を受けてください。
駆虫薬を初めて使用する場合や、長期間投与していなかった場合は、まず動物病院で糞便検査を受けることをお勧めします。どのような寄生虫に感染しているかを確認することで、それに合った薬を正確に選ぶことができます。特に生後8週間未満の子犬は使用可能な薬が限られているため、必ず獣医師にご相談ください。


| 成分 | 対象寄生虫 | 投与形態 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フェンベンダゾール | 回虫、鉤虫、鞭虫 | 経口 | 広範囲な駆虫、基本処方 |
| ピランテル | 回虫、鉤虫 | 経口 | 生後2週間から使用可能 |
| プラジカンテル | 条虫 | 経口 | 条虫専門成分 |
| ミルベマイシン | 回虫、鉤虫、鞭虫 | 経口 | フィラリア症予防も併用 |
| モキシデクチン | 回虫、鉤虫 | スポットオン | 外部寄生虫も同時に管理 |

このような場合は、必ず獣医師にご相談ください。
妊娠中や授乳中の子犬では、使用できる駆虫成分が限られています。自己判断で薬を投与すると、胎児に影響を及ぼす可能性があります。駆虫後、糞便に寄生虫が排出されるのは、薬が効果を発揮している証拠です。驚かずに、スケジュール通りに再投薬を行ってください。嘔吐や下痢がひどくなった場合は、薬に対する過敏反応の恐れがありますので、必ず獣医師にご相談ください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed — Gastrointestinal Parasites, Hookworms, Roundworms
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed — Fenbendazole, Pyrantel, Praziquantel, Milbemycin
[3] Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion, Small Animal Toxicology, 3rd Edition — Anthelmintics
[4] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed — Intestinal Parasites, Treatment