SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニによって媒介されるウイルス感染症で、致死率が高く、人にも感染する可能性があるため、犬の飼い主の方は必ず知っておく必要があります。


この症状の場合は、すぐに動物病院へお越しください。
以下のうち1つでも該当する場合は、すぐに緊急治療を受けてください。SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は病状の進行が速く、血小板や白血球が著しく減少することで重症化する可能性があります。 - 過去2週間以内にマダニに刺された痕跡がある - 高熱とともに意識が低下したり、反応が鈍くなったりする - 鼻血、血尿、血便などの出血症状が見られる - 歯茎が蒼白になったり、黄色く(黄疸)変色したりする - けいれんや倒れ込みが見られる 保護者の方もマスクと手袋を着用し、接触後は手をきれいに洗うようにしてください。

人間にも感染する可能性があります。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、人・猫・犬すべてで死亡例が報告されている危険な人獣共通感染症です。感染した動物の血液や体液に直接触れると飼い主さんも感染する可能性があるため、特に注意が必要です。 - ペット犬に疑わしい症状が見られたら、素手で触れるのを避け、使い捨て手袋とマスクを着用してください。 - 嘔吐物や血便を処理する際は、使い捨て手袋を着け、漂白剤の希釈液(1:10)で消毒してください。 - 飼い主さんも発熱や筋肉痛が出た場合は、人間の病院でSFTSへの曝露歴を伝えてください。 マダニを除去したり検体を扱ったりする際も、手袋などの保護具を必ず着用してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed — Ectoparasite Control Chapter
[2] Principles and Practices of Canine and Feline Clinical Parasitic Diseases — Tick-borne Diseases Chapter
[3] 질병관리청, 중증열성혈소판감소증후군(SFTS) 관리지침, 2024