猫の下部尿路疾患(FLUTD)は、頻尿、排尿時の痛み、血尿など、多様な症状が現れる頻繁な疾患です。早期発見と適切な管理が重要です。



すぐに病院を受診する必要がある緊急事態
オスの猫が排尿しようとしてもほとんど出ず、排尿時に苦痛そうに力んだり、体を丸めていたりする場合は、尿道閉塞が疑われます。尿道閉塞は、短時間で腎機能の低下や高カリウム血症などの電解質異常を引き起こし、生命を脅かす緊急事態となるため、一刻も早く動物病院を受診してください。



オス猫とストレスに注意しましょう
オス猫は尿道が細く、特に末端部で閉塞しやすいため、尿道閉塞のリスクが高いです。特にストレスの多い環境では症状が悪化したり再発したりする可能性があるため、環境の変化がある際は猫の行動変化を細かく観察し、早期に対応することが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2023
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2021
[3] A Professional’s Guide to Feline Behaviour: Understanding, Improving and Resolving Problems, 2020