猫の異所性ACTH症候群は、異常な臓器からACTHが分泌され、副腎皮質ホルモンが過剰に生成される内分泌疾患です。症状には多尿・多食・肥満・皮膚変化などが含まれます。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が突然、強い筋肉の弱さや無気力、呼吸困難を示した場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。猫はグルココルチコイドの過剰により、心不全や糖尿病(一過性のものも含む)を発症するリスクがあります。また、食欲が完全に消失し、水分摂取が止まると脱水の危険性が高まります。これらの症状は生命を脅かす可能性があるため、速やかに獣医師にご相談ください。



猫の品種別注意点と再発予防
猫の異所性ACTH症候群は、特定の品種よりも高齢の猫に多く見られます。特に10歳以上の猫では注意が必要です。再発を防ぐためには、定期的な健康診断と血液検査が不可欠です。薬を服用している間は副作用を注意深く観察し、獣医師と相談しながら調整する必要があります。早期発見が再発リスクを減らします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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