犬の腎アミロイドーシスは、異常なタンパク質が腎臓に蓄積して機能を妨げる希少な疾患です。早期発見と適切な管理が、生存期間の延長にとって重要です。



すぐに病院を受診すべき症状
犬が突然食欲を失い、嘔吐を繰り返したり、尿を一切出さなくなったり、意識が朦朧とする場合は、腎機能が急激に悪化している兆候です。すぐに動物病院へ連れて行ってください。



犬種別の注意点と再発予防
特定の犬種、特にシャペイ、ビーグル、イングリッシュ・フォックスハウンド系は、腎アミロイドーシスによりかかりやすいと報告されています。シャペイでは、発熱や関節(特に飛節)の腫脹を伴う病歴が見られることがあります。遺伝的・家族性の素因がある場合は早期検査が必須であり、家族歴がある場合は定期的な腎機能検査をお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Klein, M. et al. (2021) Canine Renal Amyloidosis: A Retrospective Study of 45 Cases. Journal of Veterinary Internal Medicine, 35(3), 1234–1242.
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition. (2022). Wiley-Blackwell.
[3] The Cat and Dog Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. (2020). Elsevier Health Sciences.