犬のパリエーティブケア(緩和ケア)と疼痛管理は、がんなどの慢性疾患で苦しむ犬の生活の質を高めるための重要なケア方法です。疼痛の原因や兆候を把握し、個体に応じた適切なケアが必要です。



すぐに病院を受診する必要があるサイン
犬が急に動けなくなったり、激しい痛みで悲鳴を上げたりした場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。急性の痛みがひどくなると、心拍数の増加や呼吸数の増加(頻呼吸)、血管収縮、心臓への負担増大などの症状が現れる可能性があるため、迅速な対応が必要です。



再発の予防と品種別の注意点
がんの再発リスクがあるため、定期的な健康チェックと痛みのモニタリングが不可欠です。特に骨関節炎や骨疾患(骨腫瘍を含む)に罹患しやすい品種や、大型犬・超大型犬では痛みがより強く現れる可能性があるため、より細やかな観察が必要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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