犬の異物腸閉塞は、飲み込んだ異物が消化管を塞ぐ緊急の疾患です。症状、診断、治療、手術後のケアまで、飼い主の方が知っておくべき重要な情報をまとめました。


この症状の場合は、すぐに救急病院へお越しください。
嘔吐が24時間以上止まらない、お腹が石のように硬く張っている、血便や血吐きが見られる場合は、腸壊死が進行している可能性があります。迷わず24時間対応の動物病院の救急外来を受診してください。「もう少し様子を見よう」という判断が、生死を分けることもあります。


この品種と年齢は特に注意が必要です
どの犬でも異物を飲み込む可能性はありますが、特に食事に対する分別がまだ十分に育っていない犬ほど、異物嚥下のリスクが高まります。また、好奇心が旺盛な子や、環境での刺激が不足している場合、分離不安がある場合など、何かを頻繁に噛む癖のある犬でもよく見られます。普段から家の片付けを徹底し、十分な運動や遊びで退屈を解消してあげること、そして飼い主さんがよくある危険なものを事前に把握して片付けておくことが、最も効果的な予防法です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Washabau R.J. & Day M.J. Canine and Feline Gastroenterology. Elsevier Saunders, 2013. Chapter: Diseases of the Small Intestine.
[2] Nelson R.W. & Couto C.G. Small Animal Internal Medicine, 5th Ed. Elsevier Mosby, 2014. Chapter: Intestinal Obstruction.
[3] Tams T.R. & Rawlings C.A. Small Animal Endoscopy, 3rd Ed. Mosby Elsevier, 2011. Chapter: Gastrointestinal Foreign Body Retrieval.