猫のフィラリア症は、蚊を介して感染する命に関わる寄生虫疾患であり、早期発見と予防が非常に重要です。症状が現れるまでは無症状の場合もあるため、注意が必要です。



すぐに動物病院を受診する必要がある症状
猫が突然呼吸困難を起こしたり、咳によって血が出たりする場合は、すぐに獣医師に相談してください。これはフィラリア症による肺塞栓や心機能不全の兆候である可能性があります。治療が遅れると命に関わる場合もあるため、迅速な対応が不可欠です。



フィラリア症に注意が必要な猫の品種と年齢
特定の猫の品種がフィラリア症に特に感染しやすいという明確な証拠はありません。また、年齢による感染リスクの違いについても、現時点での根拠だけでは断定しにくい状況です。ただし、蚊が生息する環境であれば、どの猫でも感染する可能性があります。ある研究では、成虫が確認された猫の25%が室内飼いの猫だったという結果もあり、室内飼いの猫も決して安全ではありません。そのため、獣医師と相談した上で、年間を通じた予防プログラムを開始することをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition. (2022). Wiley-Blackwell. Chapter on Heartworm Prevention and Treatment in Cats.