犬の顎関節脱臼は、顎が正常な位置から外れて口を開けたり閉じたりするのが難しくなる疾患です。迅速な診断と適切な治療が必要です。



直ちに動物病院を受診すべき緊急時
犬の顎が脱臼した状態が長く続くと、骨や周囲の組織に損傷が生じる可能性があります。食事を取れなくなり、痛みも強まるため、すぐに獣医師にご相談ください。自力での復旧試みは絶対に避けてください。専門的な診察を通じて、正確な評価と適切な治療を受ける必要があります。



再発への注意と品種別の特徴
顎関節脱臼は主に外傷によって起こるため、顎が長い犬種や特定の犬種が構造的・遺伝的に脆弱であるという根拠は現時点では確認されていません。したがって、犬種だけで脱臼のリスクが高いと断定するのは難しいと言えます。何よりも外傷の予防が最も重要ですので、高い場所から飛び降りたり、顎に強い衝撃が加わるような状況を事前に防ぐことが望ましいです。治療後のケアと予防戦略については、獣医師にご相談いただき、一緒に立てていくことをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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