猫の涙管閉塞は、涙が正常に排出されず、涙がたまるか、目の周囲が湿る状態になる疾患です。これは、感染症、外傷、遺伝的な構造異常など、さまざまな原因で発症します。



涙が止まらずに流れ続けたり、目元が腫れている場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
涙が止まらずに流れ続けたり、目元が腫れて痛みを示したりする場合は、感染や炎症が進行している可能性があります。この状態を放置すると、鼻涙管の粘膜が損傷し、炎症後の瘢痕や線維化によって閉塞がさらに悪化する恐れがあります。症状が続く場合は、必ず獣医師の診察を受けることが非常に重要です。



猫の涙管閉塞は、品種によって発症リスクが異なります。
特に顔が平たい短頭種(例:ペルシャ)の猫は、鼻涙管の閉塞や慢性的な涙やけ(溢涙症)のリスクが高いです。これらの猫は鼻涙管の経路が曲がっていたり狭かったりするため、また腹側内側眼瞼内反などの眼瞼の構造上の理由で、涙がこぼれやすくなります。早期の診断と継続的なケアが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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