猫ヘルペス角膜炎は、ヘルペスウイルスによって引き起こされる目の炎症疾患で、急性症状と慢性的な再発が特徴です。早期の診断と適切な管理が重要です。



直ちに動物病院を受診が必要な場合
猫がほとんど目を開けられない、目がひどく濁っている、または目に白い斑点が見られる場合は、すぐに獣医師に相談してください。これは角膜潰瘍や角膜の透明度低下の兆候である可能性があります。治療が遅れると、視力低下や眼球の損傷を引き起こすことがあります。



再発の予防と品種への注意
ヘルペスウイルスは特定の品種に限らず、どの猫にも感染する可能性があります。特に保護施設や多頭飼いの家庭など、猫同士の接触が多い環境にいる猫、そして猫や免疫力が低下している個体では感染リスクが高まります。感染後もウイルスは三叉神経節に潜伏するため、ストレスや病気などで免疫力が低下すると再発しやすくなります。予防のためには、免疫力の強化とストレス管理、多頭飼いの環境における衛生管理と接触管理が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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