猫の経口用予防薬(イソオキサゾリン系)は、外部寄生虫の予防に効果的な薬剤です。副作用が生じる可能性があるため、注意が必要です。



すぐに動物病院を受診すべき症状
猫が薬を服用した後、けいれん、激しい嘔吐、運動失調、意識低下などの深刻な神経症状を示す場合は、直ちに動物病院へ連れて行ってください。まれですが、けいれんが繰り返されたり長引いたりすると、生命を脅かす緊急事態になる可能性があります。特にけいれんなど既存の神経系疾患の既往歴がある猫は、推奨用量でも症状が現れやすくなるため、注意が必要です。



品種別の注意点と再発予防
イソオキサゾリン系薬剤は、推奨用量でも稀に神経症状が現れることがあり、特にけいれんなどの既往歴がある猫ではより発現しやすくなります。また、推奨用量の2~3倍を超える過量投与では、重篤な神経症状のリスクがさらに高まります。そのため、投与前にはかかりつけの獣医師と猫の病歴や健康状態について十分に相談することをお勧めします。副作用が現れた場合は、再発を防ぐために別の種類の予防薬を検討するか、獣医師と相談して投与計画を練り直すことが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2023
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[3] American Association of Feline Practitioners (AAFP) Guidelines on Parasite Prevention, 2023