犬の眼球超音波検査は、眼球内部の構造を非侵襲的に確認する診断方法です。眼球の損傷や疾患、腫瘍などを早期に発見する上で非常に重要な役割を果たします。



直ちに動物病院を受診すべき基準
犬が急に目を閉じたり、涙が大量に出たり、視力が急激に低下したり、目が腫れて痛みを訴える場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。これは眼球内出血、網膜剥離、または感染症の兆候である可能性があります。放置すると失明につながる恐れがあるため、迅速な診断が不可欠です。



再発の予防と品種ごとの注意点
特定の犬種は、目の疾患に弱いです。例えば、シーズー、ビション・フリーゼ、イタリアン・グレイハウンド、ヨークシャー・テリア、ジャック・ラッセル・テリア、ラブラドール・レトリバーなどは、硝子体変性や網膜剥離といった眼球内の疾患のリスクが高いことで知られています。また、目の疾患が繰り返されると視力低下につながる可能性があるため、定期的な健康チェックと予防的なケアが不可欠です。早期発見が治療の成功確率を高めます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2021
[2] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, 2020
[3] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, 2019