カタツムリ駆除剤(メタアルデヒド)を誤飲した犬に現れる神経毒性の症状と、直ちに取るべき応急処置、危険な摂取量、そして予防のための注意点をまとめました。


すぐに救急動物病院へ連れて行くべきサイン
以下の症状が一つでも見られた場合は、直ちに24時間対応の動物救急病院へお越しください。発作、高体温症、呼吸困難は数分以内に命を脅かす可能性があります。 • 全身の発作またはけいれんが止まらない • 体温が40°Cを超えている、または激しくハアハアと息をしている • 歯茎が青紫色または蒼白になっている • 意識がない、または反応がない • カタツムリ駆除薬の摂取が疑われる場合、症状がなくても直ちに病院へ行く必要があります


カタツムリ駆除薬の中毒予防ガイドライン
春から夏の家庭菜園の管理シーズンには、近所の庭でもカタツムリ駆除剤が使われることがあります。散歩中も油断は禁物です。 • 家庭用のカタツムリ駆除剤は、犬が絶対に届かない高い場所に、鍵のかかる場所で保管してください。 • 散歩中に緑色や青色の小さな粒を発見したら、すぐに犬をその場所から遠ざけてください。 • 家庭菜園がある公園や住宅街を散歩する際は、リードを短く保ってください。 • ペット安全表示のないカタツムリ駆除製品は、絶対に使用しないでください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Peterson ME, Talcott PA. Small Animal Toxicology. In: Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion: Small Animal Toxicology, 3rd Edition. Wiley-Blackwell, 2013.
[2] Schaer M, Gaschen FP. Decontamination and Toxicology. In: Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition. CRC Press, 2022.
[3] Plumb DC. Metaldehyde. In: Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Edition. Wiley-Blackwell, 2023.
[4] Silverstein DC, Hopper K. Decontamination Procedures. In: Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Edition. Wiley-Blackwell, 2015.