犬の趾間炎は、指の間の皮膚に炎症や膿瘍ができる皮膚疾患です。原因によって治療法が異なるため、回復の鍵は迅速な診断と原因の特定にあります。


この症状の場合は、すぐに動物病院へお越しください。
膿瘍から膿が滲み出たり、足がひどく腫れて歩けなくなったり、発熱とともに食欲が急激に落ち込んだ場合は、細菌が皮下組織の奥深くまで広がっているサインです。このような状態であれば、当日中に動物病院を受診する必要があります。


この品種は特に注意が必要です。
ブルドッグ、ビーグル、コッカー・スパニエル、カバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、慢性の趾間膿瘍(趾間腫脹)ができやすい品種として知られています。また、ラブラドール、ゴールデン・レトリバー、ジャーマン・シェパードのように、足先の皮膚疾患や膿皮症の素因がある品種も注意が必要です。特にアトピーの素因が強い品種は、足先の炎症が繰り返されやすい傾向があります。完治後も、月に1回程度定期的に足先の状態を確認し、アレルギー管理を併行することが、再発予防の鍵となります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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