猫の肝炎は、ウイルス・細菌・毒素・肥満などが原因で肝臓に炎症が生じる疾患です。黄疸、食欲不振、無気力などの症状が現れた場合は、迅速な診断と治療が予後を大きく左右します。


この症状が見られた場合は、すぐに動物病院へお越しください。
白目や歯茎が黄色みを帯びている場合、あるいは48時間以上何も食べない場合は、今すぐ動物病院を受診してください。猫は絶食が続くと、他の動物よりもはるかに速く脂肪肝が進行します。激しい嘔吐、痙攣、倒れ込みが伴う場合は、24時間対応の緊急動物病院に直ちに向かう必要があります。自宅で待っていると状態が悪化することが多いため、迷わず行動してください。


回復後も必ず守りたい再発予防のポイント
肝炎から回復した猫は、3~6ヶ月ごとに定期的な血液検査が必要です。肝臓には再生能力がありますが、損傷が繰り返されると慢性肝不全につながる可能性があります。肥満は脂肪肝の再発における最大の危険因子です。理想的な体重を維持できるよう、食事管理を継続的に行ってください。処方箋なしで人間用の薬を与えないでください。特にアセトアミノフェンは少量でも致命的になる可能性があることを、必ず覚えておいてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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