猫の低血糖症は、血糖値が低下して神経系の機能に異常が生じる急性疾患であり、ショック状態に発展する可能性があります。早期発見と適切な管理が不可欠です。



すぐに動物病院を受診する必要がある緊急のサイン
意識を失っている場合や、けいれんや発作が止まらずに続く場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。血糖値が非常に低い状態が長く続くと、脳の神経に永久的なダメージが残る可能性があります。病院では、静脈注射でブドウ糖を補充しますが、緊急処置が遅れると、回復後も神経学的な後遺症が残ることがあります。



糖尿病の猫に対する特別な注意点
糖尿病治療中の猫は低血糖症のリスクが高まります。インスリンの投与量の調整は、飼い主さんが決して独断で行わず、必ず獣医師の指示に従ってください。食事量が減ったり、体調不良を示したりした場合は、すぐに病院に連絡しましょう。再発を防ぐためには、定期的な健康診断と血糖値のモニタリングが不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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