猫用複合駆虫剤は、回虫や鉤虫、鞭虫など、複数の寄生虫を一度に駆除する治療薬です。適切な選択と使用が、猫の健康な生活の鍵となります。



すぐに動物病院を受診する必要がある場合
猫に激しい下痢、嘔吐、咳、元気のなさ、急激な体重減少が見られる場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。寄生虫がひどく繁殖すると、腸管の損傷や貧血を引き起こす可能性があります。



品種別の注意点と再発予防
駆虫剤は製品によって含まれる成分、対象となる寄生虫の範囲、投与方法(経口・局所など)が異なります。現時点では、一種類の製品ですべての寄生虫を一度に予防できるものは存在しないため、猫の体調や生活環境、感染リスクに合った製品を獣医師と相談して慎重に選ぶ必要があります。また、治療後も再感染を防ぐために定期的な予防が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
| 項目 | 主要成分 | 使用周期 | 適用寄生虫 |
|---|---|---|---|
| Milbemax | ミルベマイシン+プラジカンテル | 1か月 | 回虫、鉤虫、鞭虫、条虫 |
| Bravecto Plus | モキシデクチン+フルララネル | 3か月 | 回虫、鉤虫 |
| Advantage Multi | モキシデクチン+イミダクロプリド | 1か月 | 回虫、鉤虫 |
成分と使用周期は製品によって異なる場合があるため、獣医師と相談のうえ選んでください。一つの製品ですべての寄生虫を防ぐことはできません。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Edition, 2023
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, 2021
[3] Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion, Small Animal Toxicology, 3rd Edition, 2024