犬の眼球脱出は、眼球が眼窩から外側に飛び出してしまう緊急の疾患であり、特に短頭種でよく見られます。直ちに動物病院を受診する必要があります。



直ちに動物病院を受診が必要な緊急事態
眼球が眼窩から脱出している場合は、できるだけ早く専門的な治療を受けるほど、眼球の保存と視力の維持の可能性が高まります。治療が遅れると予後が悪化する可能性があるため、速やかに病院へお越しください。搬送中は、水で湿らせた清潔な布で眼球表面を覆い、乾燥や二次的な損傷を防いでください。



特定の犬種では再発のリスクが高くなります。
シーズー、パグ、ラサ・アプソなどの短頭種は、顔が平らで眼窩が浅いため、眼球突出症を起こしやすい品種です。これらの品種は手術後も目を保護する習慣を継続的に維持し、外出や遊びの際に外傷を受けないよう環境管理を徹底することが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed. 2023.
[2] The Dog Care Handbook, Things I Wish My Vet Had Told Me. 2021.
[3] Gilger BC et al. Traumatic ocular proptoses in dogs and cats: 84 cases (1980-1993). J Am Vet Med Assoc. 1995;206(8):11.