犬の飛蚊症は、硝子体内に濁った物質が生じ、視野に暗い影や点が浮かんで見える症状です。これは老化、外傷、疾患など、さまざまな原因で発症する可能性があります。



すぐに動物病院を受診が必要な場合
飛蚊症が急激に悪化したり、視力が著しく低下したり、目が腫れたり充血がひどくなったりする場合は、網膜剥離や眼内出血の可能性が考えられます。これらは失明につながる恐れがあるため、すぐに獣医師にご相談ください。



犬種別の注意点と再発予防
ヨークシャー・テリア、シーズー、ビション・フリーゼ、イタリアン・グレーハウンド、ジャック・ラッセル・テリア、ラブラドール・レトリバー、ボストン・テリアなどの特定の犬種では、遺伝的要因や加齢に伴い、硝子体変性や飛蚊症がより頻繁に現れることがあります。また、高齢の犬では自然に硝子体が変形するため、定期的な眼科検診が重要です。悪化や網膜剥離などの合併症を防ぐためにも、状態を継続的に観察し、環境管理に心がけることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022. Wiley-Blackwell.
[2] Feldman, B.F., Nelson, R.W., & Reusch, C.E. (2013). Schalm's Veterinary Ophthalmology, 6th Edition. Wiley-Blackwell.
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