猫の免疫媒介性多発性関節炎は、免疫系が自らの関節を攻撃する自己免疫疾患です。早期診断と継続的な免疫抑制治療によって症状を管理することができます。


この症状の場合は、今日すぐに動物病院へお越しください。
以下のいずれかに該当する場合は、24時間以内に動物病院を受診してください。 • 39℃以上の高熱が2日以上続いている • 複数の脚を同時に跛行し、体重を乗せない • 関節が目立って腫れており、触ると泣く • 水と餌の両方を拒否し、ほとんど動かない


再発率が高いので、長期管理に注意が必要です
免疫介在性多発性関節炎は、治療後でも再発しやすい疾患です。特に薬物を中止すると再び悪化することが多く、一部の猫では生涯にわたり薬物療法が必要になります。幸い、猫は犬よりも治療反応が良く、予後もしばしば良好です。 • 獣医師の指示なしで薬の量を減らしたり、中止したりしないでください。 • 再発するとコントロールがより困難になり、強力な免疫抑制剤が必要になる場合があるため、症状の変化を細かく観察してください。 • 免疫抑制剤を長期間使用する間には、全身の臓器機能を定期的にチェックし、薬物副作用を早期に発見・対応する必要があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Caney S., 'Chronic Kidney Disease and Degenerative Joint Disease', in Little S.E. (ed.) The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd ed., Elsevier Saunders, 2012, pp.1448–1460
[2] Chapter 12.3 Osteoarthritis, in Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery, Wiley-Blackwell, 2022
[3] Gruen M.E. et al., 'Feline Degenerative Joint Disease: A Review', Veterinary Surgery, 44(3):385–396, 2015
[4] Taylor S.M., 'Immune-Mediated Polyarthritis', in Ettinger S.J. & Feldman E.C. (eds.) Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th ed., Elsevier, 2017