犬の高血圧性網膜症は、高血圧によって目の網膜に損傷が生じる疾患であり、早期発見が重要です。症状としては、視力の低下、涙の分泌増加、眼内出血などが挙げられます。



すぐに病院を受診すべきサイン
愛犬の視力が急激に低下したり、目から出血したり、瞳孔が開きっぱなしになったりする場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。失明の危険がある緊急事態ですので、24時間以内に診察を受ける必要があります。



特定の品種では注意が必要です。
高血圧性網膜症のリスク要因として、特定の犬種そのものよりも、慢性腎臓病や内分泌疾患などの基礎疾患や高齢化の方がより重要です。これらの基礎疾患がある場合や高齢の犬では、高血圧およびそれに伴う網膜損傷のリスクが高くなります。したがって、外見上の症状がなくても、定期的な血圧測定と眼底(網膜)検査を受けることが不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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