犬の眼瞼腫瘍は、目の周囲にできる良性または悪性の腫瘍であり、早期に発見して適切に治療することで視力低下を防ぐことができます。主な症状と対処法をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
目が赤くなったり、涙が止まらなかったり、目を閉じにくくなったり、あるいは腫瘍が急速に大きくなる場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。これは悪性腫瘍の可能性が高いため、早期手術が重要だからです。特に高齢の犬や被毛の少ない品種はリスクが高いため、注意が必要です。



特定の犬種では、眼瞼腫瘍のリスクが高い傾向があります。
黒色腫性眼瞼腫瘍は、ヴィズラ、ドーベルマン・ピンシャー、トイ・プードルなどの犬種でより頻繁に報告されています。眼瞼腫瘍は一般的に高齢犬で発生率が高いため、年齢を重ねた犬ほど定期的な目の検診が役立ちます。家族歴がある場合や、犬種由来の要因が疑われる場合は、より早期に、かつ頻繁に目の状態を確認することをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed. Elsevier, 2020.
[2] Dubielzig RR et al. Ocular Tumors in Dogs: A Retrospective Study. Veterinary Ophthalmology, 2015.
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