猫の歯の骨折は、転落や硬い物体との衝突によって歯が折れる損傷です。歯髄が露出しているかどうかによって痛みの程度や治療法が異なるため、早期発見と迅速な動物病院への受診が重要です。


このような場合は、当日中に動物病院を受診する必要があります。
出血が止まらない、歯が折れた部分からピンク色の歯髄が見えている、あるいは猫が全く食べられない場合は、その日のうちに動物病院を受診してください。歯髄の露出は細菌感染に急速に進行し、顎骨まで影響を及ぼす可能性があります。


歯の骨折を防ぐために絶対に避けるべきこと
骨のおやつ、シカの角、硬いプラスチック製の玩具は、歯の骨折の代表的な原因です。「猫用」と表示された製品でも、歯に相当な圧力をかける可能性があります。1週間に2〜3回以上の定期的な歯磨きと、年に1回以上の動物病院での口腔検査が、最も効果的な予防法です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Reiter AM, Gracis M. BSAVA Manual of Canine and Feline Dentistry and Oral Surgery, 4th ed. British Small Animal Veterinary Association, 2018.
[2] Niemiec BA. Veterinary Periodontology. Wiley-Blackwell, 2012.
[3] Wiggs RB, Lobprise HB. Veterinary Dentistry: Principles and Practice. Lippincott-Raven, 1997.