猫の回虫感染症は、Toxocara catiが小腸に寄生する内部寄生虫疾患であり、猫では嘔吐・下痢・腹部膨満を引き起こします。定期的な駆虫と糞便検査により、予防と早期発見が可能です。


このような症状が見られたら、今すぐ病院へお越しください。
嘔吐や下痢が24時間以上続いたり、嘔吐物や糞便の中に白い糸状の寄生虫が実際に確認できる場合は、すぐに動物病院を受診してください。猫は脱水症状や低血糖が急速に進む可能性があるため、遅延すると危険です。

再感染を防ぐための定期的な駆虫スケジュール
猫は生後3週齢から駆虫を開始し、8週齢まで2週間おきに繰り返し、その後6ヶ月齢までは月1回の頻度で維持します。成猫は室内飼育の場合3~6ヶ月おき、屋外での活動がある場合や多頭飼いの場合は3ヶ月おきを目安に、獣医師と相談してください。ワクチン接種のスケジュールに合わせて駆虫も併せて実施すれば、管理を忘れずに済みます。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Maddison JE et al., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, CRC Press, 2022
[2] Little SE (ed.), The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier Saunders, 2022
[3] Bowman DD (ed.), Principles and Practices of Canine and Feline Clinical Parasitic Diseases, Wiley-Blackwell, 2021
[4] Companion Animal Parasite Council (CAPC), Toxocara cati Parasite Guidelines, 2023
[5] Birchard SJ & Sherding RG (eds.), The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, Elsevier, 2020