犬の慢性的な咳は、複数の疾患の兆候である可能性があるため、正確な鑑別診断が重要です。咳の原因を特定し、適切な治療を開始する必要があります。



すぐに動物病院を受診が必要な場合
咳がひどくなり、呼吸困難が見られる、口元が青ざめる、咳をした後に倒れるような場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。これは命に関わる緊急事態です。



特定の犬種では気管破裂のリスクが高いです。
ヨークシャー・テリア、プードル、ポメラニアン、チワワなどのトイ・小型犬は、気管虚脱のリスクが高いです。気管虚脱は主に高齢のトイ・小型犬に多い進行性の疾患ですので、咳が持続する場合は必ず獣医師にご相談ください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Smith, P. (2023). The dog with kennel cough. In 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, 3rd ed.
[2] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases (2022). Case 42: Common cases in adult and geriatric canine.
[3] Canine and Feline Respiratory Medicine, 3rd Edition (2021). Chapter on tracheal collapse and chronic coughing.