犬の白内障は、目の水晶体が濁って視力が低下する疾患で、老化、遺伝、糖尿病などが原因となります。早期発見と適切な管理が重要です。



直ちに動物病院を受診すべきケース
愛犬の目が急に濁ってきたり、目をこすったり噛んだりする様子が見られたら、すぐに獣医師に相談してください。これは白内障だけでなく、角膜損傷、緑内障、眼内出血など、深刻な疾患の兆候である可能性があります。視力低下を防ぐためには、迅速な診断と治療が不可欠です。



品種別の注意点と再発予防
ラブラドール、ゴールデン・レトリバー、ミニチュア・ジャイアント・シュナウザー、スタンダード・プードル、ボストン・テリア、オールド・イングリッシュ・シープドッグなど、90品種以上の犬で遺伝性白内障のリスクが高いです。糖尿病を患っている犬も白内障の発症リスクが高まります。定期的な眼科検診と血糖値の管理が不可欠です。手術後も炎症や感染症を防ぐため、薬の服用と環境管理を細かく行う必要があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. (2017). BSAVA Publications.
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Ed. (2021). Wiley-Blackwell.
[3] American College of Veterinary Ophthalmologists (ACVO). Canine Cataracts: Causes and Management. (2020). ACVO Guidelines.