犬の心臓疾患は、歯科疾患と併存するとリスクが高まる可能性があります。早期診断と包括的な管理が不可欠です。



直ちに動物病院を受診すべき基準
激しい呼吸困難、突然の倒れ込み、唇や口内の青紫色化が見られた場合は、直ちに動物病院を受診する必要があります。これらは心臓発作や急性心不全の兆候です。



品種別の注意点と再発予防
ドーベルマン、プードル、テリアなど、一部の犬種は心臓病にかかりやすい傾向があります。また、歯周病などの口腔内のトラブルもよく見られるため、予防的なケアが重要です。再発を防ぐためには、定期的な健康診断と適切な治療が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
| 項目 | 心臓疾患の管理 | 歯科問題の管理 | 総合管理 |
|---|---|---|---|
| 主な行動 | 薬の服用、活動の調整 | 歯みがき、歯のクリーニング | 定期検診、並行管理 |
| 頻度 | 毎日 | 毎日または週2回 | 毎月または3か月ごと |
| 注意事項 | 過度な運動を避ける | 口臭に注意 | 合併症の予防 |
心臓疾患と歯科問題は並行した管理が必要です。それぞれの管理が互いに影響し合うことがあります。
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[1] Chetboul V, Pouchelon JL, Menard J, et al. Short-term efficacy and safety of torasemide and furosemide in 366 dogs with degenerative mitral valve disease. J Vet Intern Med. 2017;31(6):1629-1642.
[2] Freid KJ, Freeman LM, Rush JE, et al. Retrospective study of dilated cardiomyopathy in dogs. J Vet Intern Med. 2020;35(1):58-67. Epub 2020 Dec 21.
[3] Uechi M, Mizukoshi T, Mizuno T, et al. Mitral valve repair under cardiopulmonary bypass in dogs: long-term outcome. J Small Anim Pract. 2013;54(2):104-107.