犬が漂白剤、洗濯用洗剤、台所用洗剤をなめたり飲み込んだりした場合に現れる症状と応急処置法、そして自宅で絶対にやってはいけない行動をまとめました。


このような場合は、すぐに救急動物病院へ!
次の症状のいずれかが見られた場合は、直ちに救急動物病院へお越しください。呼吸困難や発作は、数分で状態が悪化することがあります。 • 呼吸困難・持続的な咳 • 発作・意識低下・倒れる • 嘔吐物に血液が混じる • 強い腹痛(お腹を触ると悲鳴を上げたり緊張したりする) • 高濃度の原液を大量に摂取した場合


小型犬・高齢犬・基礎疾患がある犬の飼い主様へ、さらに注意していただきたい点
小型犬は体格が小さいため、同じ量を摂取した場合でも体重あたりの曝露量が相対的に多くなり、症状がより早く現れることがあります。界面活性剤は肝臓で代謝されるため、肝臓疾患のある高齢犬では代謝・解毒が遅延し、少量の摂取でもより危険になる可能性があります。腎臓機能が低下している場合も回復が遅くなるため、このようなケースでは軽いなめつきだけでも必ず動物病院に連絡するか受診することが安全です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hovda LR, Brutlag AG, Poppenga RH, Peterson KL, Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion: Small Animal Toxicology, 3rd Ed, Wiley-Blackwell, 2016
[2] Schaer M (ed.), Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, CRC Press, 2022
[3] Plumb DC, Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed, Wiley-Blackwell, 2023
[4] Drobatz KJ, Costello MF (eds.), Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, Wiley-Blackwell, 2011