犬のACE阻害薬とARBは、慢性腎臓病の管理において重要な薬剤です。これらの薬剤は腎機能を保護し、蛋白尿を減少させるのに効果的です。



直ちに動物病院を受診すべき基準
犬が激しい嘔吐、血尿、極度の元気のなさ、または24時間以上水を飲まない場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。これらは腎機能の悪化や薬の副作用のサインである可能性があります。



犬種別の注意点と再発予防
特定の犬種は遺伝的に慢性腎臓病にかかりやすい傾向があります。例えば、シャーペイ、ビーグル、ゴールデン・レトリバー、シーズー、ラサ・アプソ、ブルテリア、コッカー・スパニエルなどは、腎臓病のリスクがあることで知られています。薬を服用している間は、定期的に検査を受け、獣医師と相談しましょう。腎臓の健康を守るためには、生活習慣の管理と定期的な健康チェックが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Catherine E. Langston et al., Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Edition, 2021.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier, 2020.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, Wiley-Blackwell, 2022.