猫の角膜浮腫は、角膜が腫れる疾患で、痛みや視力低下を引き起こす可能性があります。早期発見と適切な治療が重要です。



すぐに病院を受診すべきサイン
猫の目が腫れ上がり、光を嫌がったり涙を流したりする場合は、すぐに動物病院を受診してください。視力へのダメージが急速に進む可能性があるため、遅延しないようご注意ください。



品種別の注意点と再発予防
ペルシャなどの短頭種(鼻が扁平な品種)では、角膜に黒い沈着物が現れる角膜腐骨(角膜分離片)ができやすいため、それに伴い角膜浮腫が併発する場合があります。再発や悪化を防ぐためには、定期的な眼科検診が必要です。点眼薬使用後に異常な反応が現れた場合は、直ちに病院へご連絡ください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed. 2023
[2] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed. 2021
[3] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. 2020