猫の麻酔下での歯科処置は、安全性に細心の注意を払う必要があります。麻酔中に起こりうる合併症と、その予防法を正しく理解し、適切に管理することが大切です。



麻酔後、呼吸困難や意識低下が持続する場合は、すぐに病院へ搬送してください。
麻酔後、猫が1時間以上覚醒しない場合や、呼吸が非常に遅い、あるいは止まっている場合は、直ちに動物病院へ搬送する必要があります。これは深刻な合併症の兆候である可能性があります。獣医師による迅速な対応が命を救うこともあります。飼い主さんは、麻酔後24時間以内に猫を常に観察してください。
| 項目 | 基本的なケア | 専門病院でのケア | 高齢/疾患のある猫のケア |
|---|---|---|---|
| 血液検査 | 必須 | 必須 | 必ず実施 |
| 心電図モニタリング | 可能 | 必須 | 必須 |
| 体温の維持 | 通常の毛布 | ヒーティングパッドの使用 | 専用の温度調節装置 |
| 食事開始の時期 | 6時間後 | 8時間後 | 12時間後 |
高齢の猫や基礎疾患のある猫は、専門病院での管理が必須です。



高齢の猫や基礎疾患のある猫は、麻酔の前に必ず専門的な健康診断を受ける必要があります。
高齢猫や、心臓病、腎臓病、糖尿病などの基礎疾患がある猫は麻酔時のリスクが高まります。麻酔前には必ず心エコー、血液検査、レントゲン撮影などの専門的な検査を受け、獣医師がリスクを評価し麻酔計画を調整する必要があります。無理な麻酔は命を脅かす可能性があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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