シーズーが特にかかりやすい遺伝性疾患を一目でまとめました。目、関節、皮膚、呼吸器など、保護者が必ず確認すべきチェックポイントをお伝えします。


このような兆候が見られたら、すぐに動物病院へ
目がほとんど開かない、白目が赤く充血している、あるいは急に家具などにぶつかるような行動が見られる場合は、緊急事態です。網膜剥離や急性角膜潰瘍は、時間が経つと視力を永久に失う可能性があります。24時間を過ぎないよう、すぐに眼科診療のできる動物病院へお越しください。

| 項目 | 目の疾患 | 膝蓋骨脱臼 | 肝皮膚症候群 |
|---|---|---|---|
| 主な部位 | 目(網膜・角膜) | 膝関節 | 肝臓・皮膚 |
| 早期のサイン | 目をこする、充血 | 足を上げる | 肉球のたこ |
| 推奨される初回検診時期 | 1歳 | 1歳 | 症状が現れた時 |
| 定期検診周期 | 年1回 | 年1回 | 血液検査6か月ごと |

シーズーの飼い主が受けさせるべき定期健診
シーズーは、満1歳から眼科・整形外科の基本的な検診を受け、7歳以降は6ヶ月ごとに血液検査を受けるのが安全です。遺伝性疾患は一度進行すると回復が難しいため、症状がない時期から定期的に記録を残しておけば、変化を早く気づくことができます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Papaioannou NG, Dubielzig RR. Histopathological and immunohistochemical features of vitreoretinopathy in Shih Tzu dogs. Journal of Comparative Pathology
[2] Hall-Fonte DL, Genter SA, McDonough SP et al. Hepatocutaneous syndrome in Shih Tzus: 31 cases (1996-2014). Journal of the American Veterinary Medical Association 248, 802-813, 2016
[3] Chavkin MJ, Roberts SM, Salman MD, Severin GA, Scholten NJ. Risk factors for development of chronic superficial keratitis in dogs
[4] Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed
[5] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed