マンチカンとセルカーク・レックスの交配種であるラムキン猫の主な健康問題と、品種特性に合わせたケア方法についてまとめました。


多嚢胞腎(PKD)の検査は必ず受けましょう
多嚢胞腎(PKD)は、ペルシャおよびペルシャ系猫で報告される常染色体優性遺伝性の腎臓疾患です。獣医学の教科書によれば、ペルシャのような高リスク品種では、譲渡前に検査の実施有無を必ず確認する必要があります。遺伝子検査と選別繁殖により、この疾患の発生を減らしていくことが可能です。そのため、ペルシャ系が混じる可能性があるラムキンなどの品種でも、親猫の検査結果を確認し、譲渡後はできるだけ早く選別検査を受けることをお勧めします。


譲渡を受ける際に必ず確認してください
ラムキン猫をお迎えする際は、必ず親猫の遺伝子検査結果を確認してください。多嚢胞性腎の保有の有無、親猫の健康履歴、脊椎と脚の関節の状態は確認の基本です。責任感のあるブリーダーであれば、こうした情報を透明に公開してくれます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Susan Little, The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier, 2012
[2] Lyons LA, Genetic testing in domestic cats, Molecular and Cellular Probes, 2012
[3] Lyons LA et al., Feline polycystic kidney disease mutation identified in PKD1, Journal of the American Society of Nephrology, 2004