フレンチブルドッグの生涯で受けなければならない定期健診の頻度と、毎日・毎週・毎月行う家庭でのチェック項目をまとめてご紹介します。短頭種特有の特性に合わせた年齢別のケアスケジュールも併せてご案内します。

| 項目 | パピー(~1歳) | 成犬(1~7歳) | 高齢犬(7歳~) |
|---|---|---|---|
| 総合的な身体検査 | 月1回 | 年1~2回 | 6か月ごと |
| 血液検査 | 基礎1~2回 | 年1回 | 6か月ごと |
| 心臓超音波検査 | False | 推奨 | True |
| 脊椎レントゲン | 先天性の確認 | 症状がある時 | 年1回 |
| 歯科チェック・スケーリング | False | 1~2年ごと | 年1回推奨 |
| アレルギー検査 | 1歳で1回 | 症状が繰り返す時 | 必要な時 |
短頭種は麻酔リスクが高いため、検査項目と時期を獣医師と相談して決めます。

このような兆候が見られたら、すぐに動物病院へお越しください。
舌や歯茎が紫色や灰色に変色し、呼吸が荒くなるのは酸素不足の状態です。突然の後ろ足のマヒ、背中を触ると悲鳴を上げるほどの痛み、24時間以上続く食欲低下、発作もすぐに緊急治療が必要です。暑い夏に5分以上ハアハアと息切れが止まらなかったり、過剰に涎を流したりする場合は熱中症の可能性がありますので、迷わず病院へお越しください。

ワクチン・寄生虫予防のスケジュール
基礎ワクチンは生後6週齢から4週間隔で3回接種し、1歳以降は毎年総合ワクチンと狂犬病ワクチンの追加接種を行います。フィラリア症および外部寄生虫の予防薬は、4月から11月にかけて毎月定期的に投与するのが基本ですが、温暖な地域や屋外での活動が多い場合は、通年投与について獣医師にご相談ください。短頭種は麻酔リスクが高いため、ワクチン接種前後には普段よりも呼吸状態をより細かく観察してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Englar R., The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, Case 41: Brachycephalic Airway Syndrome in French Bulldogs, 2017
[2] Schaer M., Gaschen F., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, Chapter 14: Intervertebral Disc Disease, 2017
[3] American College of Veterinary Surgeons (미국수의외과학회), Brachycephalic Syndrome Patient Care Guideline