ダックスフンドは椎間板疾患のリスクが高いため、年齢に応じた定期検診と脊柱保護ケアが生涯不可欠です。0~1歳、1~5歳、6歳以上の各段階における検診間隔と日常ケアのポイントをおまとめしました。


このような兆候が見られたら、すぐに動物病院へお越しください。
階段を急に避けたり、抱っこを嫌がったりする場合は、背中の痛みのサインかもしれません。後ろ足がふらつく、背中を丸める姿勢、排泄の失敗、24時間以上の食欲低下が見られる場合は、IVDD(椎間板ヘルニア)の初期疑い段階です。自己判断で鎮痛剤を与えず、車に乗せる際も腰を支えて平らな状態で移動させる必要があります。

一般的な健康診断では見落としがちな、ダックスフンドに特化した検査
ダックスフンドの場合は、一般的な総合検診に加え、状況に応じて脊椎の詳細な画像検査(MRIまたはCT)、眼科(眼底)検査、歯石除去前の麻酔前検査などを追加で検討することができます。特に、急な痛みや後ろ足のだるさといった神経症状が見られる場合は、年齢に関係なく脊椎の詳細な画像検査が必要です。ただし、「特定の薬理学の教科書が短足犬種に対して別の画像検査の頻度を推奨している」といった断定は、信頼できる根拠が確認されていないため、どの検査をどの頻度で受けるかは必ず担当の獣医師と相談して個別に決定するのが安全です。定期検診の主な目的は、病気をできるだけ早期に発見し、管理することであることを覚えておいてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition - Chapter on Intervertebral Disc Disease
[2] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases - Case 46 IVDD in Chondrodystrophic Dogs
[3] Small Animal Cytologic Diagnosis Canine and Feline Disease, 2nd Edition - Table 14.13 IVDD Findings