エリザベスカラーの装着後に慣れにくいペットのために、段階的な慣れ方と生活のちょっとしたコツ、代替製品の比較までまとめました。

| 段階 | 時間 | 方法 |
|---|---|---|
| 1段階 | 最初の10分 | カラーを床に置き、匂いを嗅がせた後、おやつで褒める |
| 2段階 | 10〜30分 | 首に軽く当ててすぐにオヤツを。不安そうならすぐに取り外す |
| 3段階 | 30分〜1時間 | 装着したまま、遊びや散歩など好きな活動と結びつける |
| 4段階 | 1時間以上 | 装着時間を徐々に延ばし、日常生活に取り入れる |

カラーは勝手に外してはいけません。
「かわいそうに思えて」という理由でカラーを外すと、わずか数秒で縫合糸を噛みちぎったり、傷をなめて感染症を引き起こしたりする可能性があります。必ず獣医師が「外して大丈夫」と許可するまで装着し続けてください。特に飼い主さんが寝ている夜間や外出時には、絶対に外さないでください。


短頭種や小型犬はカラーの選択に注意が必要です
パグやブルドッグ、シーズーなどの短頭種は、気道の構造上、呼吸困難を起こしやすい品種です。カラーそのものが呼吸を妨げるというよりは、こうした基礎的な特性があるため、より細やかな観察が必要です。装着後に呼吸が荒くなったり、舌の色が変わったりした場合は、すぐに外して獣医師に連絡してください。小型犬の場合は、小さな体格に合った軽量で快適なカラーを、獣医師と相談して選ぶのがおすすめです。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Horwitz D., Mills D., Introduction to Animal Behavior and Veterinary Behavioral Medicine, Chapter 11: Restraint and Handling
[2] King L.G., Textbook of Respiratory Disease in Dogs and Cats, Chapter 29: Oxygen Therapy
[3] Little S., The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Chapter 21 & 49