犬の尿比重検査は、腎臓機能を評価するための重要な検査です。飼い主さんが知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。



| 項目 | 意味 | 追加検査の推奨 |
|---|---|---|
| 1.008未満 | 低張尿(希釈尿)、濃縮機能の低下または腎臓疾患の疑い | 腎機能検査、血液検査の追加が必要 |
| 1.008 ~ 1.012 | 等張尿(アイソステヌリック)、糸球体濾過液と同じ濃度 | 腎機能検査、血液検査の追加が必要 |
| 1.012 ~ 1.030 | 濃縮が十分でない境界領域 | 経過観察を推奨 |
| 1.030以上 | 犬において正常な濃縮能力を示唆、非常に高い場合は脱水の可能性 | 症状を伴う場合は血液検査、超音波検査を追加 |
結果は獣医師が全体の症状と併せて判断します。

すぐに動物病院を受診すべきサイン
尿が出にくかったり、尿の色が非常に薄かったり、食欲がない、嘔吐を繰り返すなどの症状が見られる場合は、腎機能に異常がある可能性があります。すぐに動物病院を受診してください。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th ed. (2021). Wiley-Blackwell.
[2] Ettinger, S.J. and Feldman, E.C. (2017). Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th ed. Elsevier.