犬の季節ごとの寄生虫リスクを正確に把握し、個別に合わせた予防策を立てる方法を、飼い主さんが必ず知っておくべき重要な質問と回答としてまとめました。




| 項目 | 主な寄生虫 | 予防時期 | 推奨される方法 |
|---|---|---|---|
| 春 | マダニ、ダニ | 状況に応じて判断 | リスク評価を行い、獣医師の推奨に従って予防薬を使用 |
| 夏 | マダニ、ダニ、ノミ | 状況に応じて判断 | リスクの程度に応じて予防薬を使用、外出後に点検 |
| 秋 | マダニ、ノミ | 状況に応じて判断 | 室内飼育かどうか、外出頻度に応じて予防薬を継続または中止 |
| 冬 | ノミ | 状況に応じて判断 | 室内の清掃、リスクの程度に応じて予防薬を使用 |
予防薬の使用は、犬の生活環境、外出頻度、地域の気候などのリスク要因を総合的に評価したうえで、獣医師と相談して決定する必要があります。季節ごとの寄生虫の活動に基づく一般的なガイドですが、個々のケースに応じて調整が必要です。

寄生虫感染症が疑われる場合、直ちに動物病院を受診すべきサイン
犬に突然の痒み、抜け毛、皮膚の発疹が見られる場合は、寄生虫感染症の可能性があります。特に耳の後ろや首の後ろに赤い斑点ができたり、指の間に小さな黒い点が見えたりする場合は、マダニやノミの痕跡かもしれません。このような症状が出た場合は、すぐに動物病院を受診してください。寄生虫は皮膚炎、貧血、感染症を引き起こす可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。予防薬を使用中であっても、感染が疑われる場合は獣医師の診察を受けるのが安全です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Shoorijeh, S.J. et al. (2008). Seasonal frequency of ectoparasite infestation in dogs from Shiraz, Southern Iran. Turkish Journal of Veterinary and Animal Sciences, 32(4), 309–313.
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. (2020). Elsevier. Chapter 13: Parasitic Diseases in Dogs.
[3] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases (2023). Case 91: Seasonal Tick Infestation in a Dog. Veterinary Education Press.