犬がしっぽ追いかけ、同じ場所でぐるぐる回ったり、足を繰り返しなめたりするのをやめない場合、強迫性障害(反復行動障害)を疑うことができます。原因から家庭でのケア方法、動物病院で相談すべきタイミングまで、飼い主の方が最もよくご質問される内容にお答えします。


| 項目 | 主な特徴 | よくある原因 | 緊急度 |
|---|---|---|---|
| 尻尾追い | 速い速度で回転し、つかまえようとする | 不安・遺伝的素因 | ⚠️ 中程度 |
| 先端舐性皮膚炎 | 足の甲・足首を繰り返し舐める・噛む | 不安・痛み・胃腸・アレルギー疾患の鑑別が必要 | ⚠️ 高い |
| 常同的なぐるぐる回り | 一定の半径で繰り返し回転する | 不安・神経系の異常の鑑別が必要 | ⚠️ 高い |
| 空咬み | 見えない対象を繰り返し攻撃する | 神経系・眼科疾患の鑑別が必要 | 🔴 すぐに受診 |
| 反復的な飲水 | 水への執着・過度な飲水 | 内分泌疾患の鑑別が必要 | ⚠️ 中程度 |
常同行動と神経系・内分泌疾患は症状が似ていることがあります。必ず獣医師による鑑別診断が必要です。

このような症状が見られる場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。
次のいずれかに該当する場合は、単なる行動問題ではなく、神経系や内分泌系の疾患が疑われます。迅速な鑑別診断が必要です。 • 空中を噛むような動作に、目の震えや痙攣が伴う • 原地でくるくると回り、片側に倒れたりふらついたりする • 足を舐める部位に傷や潰瘍ができている、または出血している • 行動が突然始まった、またはいくらなだめても止まらず、日常生活に深刻な支障を来している

罰は絶対に禁止です。
犬が反復行動を示している際に、大声で叱ったり物理的に止めたりすると、不安がさらに強まり、行動が悪化することがあります。罰を与える代わりに、行動の転換と報酬を重視したトレーニングを継続することが大切です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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