犬の慢性鼻炎や鼻汁には様々な原因があり、正確な診断が重要です。飼い主さんが知っておくべき核心情報をQ&A形式でまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
鼻水が赤や茶色、緑色に変化したり、強い悪臭を放つようになったら、すぐに動物病院を受診してください。鼻が腫れている場合や、顔の左右が対称でなくなっている場合は、腫瘍の可能性も考えられます。呼吸が苦しそうにしたり、食欲が低下したりすると危険です。これらの症状はすべて、獣医師による正確な診断が必要な緊急事態です。



| 項目 | 症状 | 考えられる原因 | 対処方法 |
|---|---|---|---|
| 透明な分泌物 | アレルギー | 鼻炎の初期 | 風邪 |
| 黄色/緑色の分泌物 | 細菌感染 | 鼻腔の炎症 | 異物 |
| 血液の混じった分泌物 | 腫瘍 | 外傷 | 鼻腔の損傷 |
| においの強い分泌物 | 細菌/真菌感染 | 異物 | 腫瘍 |
症状によって原因と治療法が異なるため、正確な診断が必須です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed, 2013
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Ed, 2021
[3] Veterinary Internal Medicine, 8th Ed, 2020