犬の網膜剥離は、視力低下を引き起こす可能性がある深刻な眼科疾患です。早期発見と適切な治療が重要です。



すぐに動物病院を受診する必要があるサイン
犬が突然視界がぼやけるようになったり、両目の瞳孔が開いたまま光に反応しなくなったり、暗い場所でよくぶつかったり迷子になったりする場合は、すぐに動物病院を受診してください。網膜剥離による視力低下や網膜の損傷は急速に進行するため、放置すると回復が難しくなります。



| 項目 | 手術 | レーザー治療 | 薬物治療 |
|---|---|---|---|
| 適用時期 | 裂孔性など広範囲の剥離 | 小さな裂孔・初期段階 | 水疱性・高血圧など原因疾患が存在する場合 |
| 効果の程度 | 高い | 限局した病変に効果 | 原因疾患を伴う場合に高い |
| 副作用の可能性 | 外科的リスクあり | 中程度 | 薬物により異なる(例:無気力・胃腸障害・腎機能異常) |
| 費用の水準 | 高い | 中程度 | 低い |
治療方法は患者の状態や原因によって異なるため、獣医師と相談のうえで決定してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Esson DW, Calvarese S. Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed. Wiley, 2022.
[2] Gelatt KN. Veterinary Ophthalmology. Blackwell Publishing, 2007.
[3] Plumb DC. Plumb's Veterinary Drug Handbook. 9th ed. Wiley, 2022.