子犬の乳歯残存とは、乳歯が自然に抜けずに残った状態を指し、歯列不正や口腔内の健康に影響を及ぼす可能性があります。保護者の皆様にご理解いただきたい重要な情報をまとめました。



乳歯が残っていると歯列不正の原因になることがあるので、生後6ヶ月以降は必ず獣医師による検診を受けてください。
乳歯の残留は、歯並びの乱れや咬合異常を引き起こす可能性があります。特に生後6ヶ月以降も乳歯が残っている場合は、永久歯の成長を妨げるため、獣医師による診察を受けることが重要です。治療が遅れると矯正費用が増加し、重症の場合には抜歯が必要になることもあります。



| 項目 | 段階 | 症状 | 対処方法 | 必要な処置 |
|---|---|---|---|---|
| 軽症 | 乳歯が生後6か月以降も残っている | 永久歯が正常に生えてきている | 定期検診で経過観察 | 獣医師と相談 |
| 中等度 | 永久歯が曲がって生えてくる | 口腔内に腫れや出血がある | 乳歯の抜歯が必要 | 麻酔下での検診および抜歯 |
| 重度 | 歯が重なったり曲がったりする | 食事の摂取が困難 | 口臭がひどい | 直ちに獣医師の診療が必要 |
段階ごとに治療の時期と方法が異なるため、早期に発見することが重要です。
乳歯の残存は、犬種によって発症リスクが高くなります。特に小型犬では注意が必要です。
乳歯の残存は、犬種によって発生リスクが高まる場合があります。特に小型犬や短頭種(顎が短い犬種)では、歯列や顎のサイズが小さいため、乳歯が自然に抜けにくいことがあります。上下顎の長さに差がある場合や歯が密集している場合などでは、乳歯の残存がより頻繁にみられます。飼い主様には、こうした犬種や歯列に異常がある子犬の場合、定期的な口腔検査を強くお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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