犬の肝臓保護剤であるSAMeとミルクシスルの効果、服用方法、安全性について、飼い主の方が知っておくべき重要な情報をまとめました。




注意:肝臓保護剤は医薬品ではありません。
肝臓保護剤は補助的なものであり、治療薬ではありません。肝機能の異常が疑われる場合は、必ず獣医師の診察を受けてください。服用前に必ず獣医師にご相談ください。

| 項目 | 成分 | 主な作用 | 服用周期 | 体重基準の用量 |
|---|---|---|---|---|
| SAMe | S-アデノシルメチオニン | グルタチオン合成の補助・抗酸化・細胞膜の安定化 | 1日1回 | 体重1kg当たり約18~20mgを基準(最小体重の下限なし) |
| ミルクシスル | シリビン(シリマリン抽出物) | 抗酸化および肝細胞の保護 | 1日1回 | 体重1kg当たり約5~15mgを基準(最小体重の下限なし) |
| 複合剤 | SAMe + ミルクシスル | 二つの成分を同時に適用 | 1日1回 | 製品ラベルの体重別用量を基準 |
複合剤は二つの成分を同時に適用できます。用量は定められた最小体重基準ではなく、体重当たり(mg/kg)で決められ、製品の選択と用量は獣医師と相談のうえで決定してください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion, Small Animal Toxicology, 3rd Edition
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed
[3] Plumb's Veterinary Drugs, 10th Edition