犬のALTとALPの数値が上昇した場合、最も一般的な原因から緊急事態に至るまで、飼い主さんが必ず知っておくべき重要な情報をまとめました。




黄疸が現れた場合は、すぐに動物病院を受診してください。
目や唇、口腔内が黄色く変色している場合は黄疸であり、肝機能が重度に損傷していることを示しています。これは生命を脅かす可能性があるため、24時間以内に動物病院を受診することが必須です。

| 項目 | 主な症状 | 対処の方向性 | 病院受診の必要性 |
|---|---|---|---|
| 軽度 | 食欲がやや減少、疲労感 | 食事管理、経過観察 | 必要に応じて追跡検査 |
| 中等度 | 持続的な嘔吐、無気力 | 超音波検査、薬物調整 | 1〜2日以内に受診 |
| 重症度 | 黄疸、激しい嘔吐、昏睡状態 | 緊急治療、生検検査 | 直ちに病院を受診 |
症状の深刻さによって対処の方向性が変わります。無視しないでください。

薬を服用する際は注意してください。
グルココルチコイド(ステロイド)やフェノバルビタールといった抗けいれん薬など、一部の薬物はALP値を上昇させたり、肝臓に負担をかけたりする可能性があります。投与前には必ず獣医師にご相談いただき、定期的に肝機能検査を実施してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Fundamentals of Veterinary Clinical Pathology, 3rd Edition, 2005
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2021
[3] Veterinary Internal Medicine: Diagnosis and Treatment, 8th Edition, 2022