犬の毛の手入れは、健康と衛生を守るための重要な予防策です。よくある質問をまとめ、飼い主さんが知っておくべき重要な情報を伝えます。




| 項目 | 道具の種類 | 適した被毛 | 主な機能 | 使用のコツ |
|---|---|---|---|---|
| スリッカーブラシ | 長い被毛 | 被毛の中に絡まった汚れの除去 | 被毛の中に絡まった汚れの除去 | 優しく使用し、皮膚への刺激に注意 |
| ワイドティースブラシ | 長い被毛 | 長い被毛を優しくほぐす | 毛玉の防止 | 優しくほぐす |
| ピンブラシ | すべての被毛 | 被毛の整え | 毛玉の防止 | 皮膚への刺激に注意 |
| デシェディングツール | 厚い被毛 | アンダーコートの除去 | 厚い被毛の除去 | 硬い被毛は注意 |
道具選びは、犬の被毛の種類と状態に合わせて行いましょう。皮膚が敏感な場合は、柔らかい道具の使用をおすすめします。

皮膚が赤くなったり、毛がひどく抜けるような場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
犬の皮膚が赤くなったり、毛がひどく抜けていたり、ブラシをかけると痛みを感じているような反応を示す場合は、必ず獣医師にご相談ください。これらは皮膚炎、寄生虫感染症、アレルギー性皮膚炎、内分泌疾患(甲状腺機能低下症・副腎皮質機能亢進症など)の兆候である可能性があります。また、ブラッシング中に皮膚が剥がれたり、フケ・かさぶた・膿疱(うみぶくれ)が見られたり、黒色ニキビ(面皰)ができたり、嫌な臭いがする場合は、動物病院への受診が必要です。早期発見と治療が重要ですので、異常な兆候は見逃さないでください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Richards, J. (2024). A Professional’s Guide to Feline Behaviour: Understanding, Improving and Resolving Problems. Wiley-Blackwell.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. (2023). Elsevier Health Sciences.
[3] 100 Top Consultations in Small Animal General Practice. (2022). Elsevier.