猫の歯の破折は、飼い主さんが見落としがちな問題です。痛みを感じていても、それをうまく表現できないことが多いため、早期発見が非常に重要です。ここでは、主な疑問点と対処法をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が食事の途中で突然エサを落としてしまったり、口から嫌な臭いがしたり、片側だけで噛む・エサを拒否する様子が見られたら、すぐに獣医師にご相談ください。口から血が見える、食欲低下、活動量の減少も注意すべきサインです。歯の破折は歯髄の露出や歯内疾患(歯髄炎・歯髄壊死)、さらには感染症へとつながる可能性があるため、遅れずに受診しましょう。



| 項目 | 適用状況 | 費用範囲 | 回復期間 |
|---|---|---|---|
| 歯の保護コーティング(象牙質保護) | 歯髄露出がなく象牙質のみが露出した軽度の破折 | 5,000円〜10,000円 | 1~2週間 |
| 生活歯髄療法(vital pulp therapy) | 急性の複雑性歯冠破折で歯髄の保存が可能な場合 | 10,000円〜30,000円 | 2~4週間 |
| 抜歯(歯の除去) | 歯根の損傷がひどい、または感染が疑われる場合 | 10,000円〜20,000円 | 1~3週間 |
費用は病院や地域によって異なる場合があります。獣医師と相談のうえ決定してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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