猫の腎機能血液検査(BUN、Cr、SDMA)は、早期の腎疾患を発見するための重要なツールです。飼い主さんが知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。



| 項目 | 意味 | 検知時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| BUN | タンパク質代謝の副産物 | 機能が著しく低下したときに上昇 | 非特異的で、脱水・食事の影響が大きい |
| クレアチニン(Cr) | 筋肉代謝の産物 | 機能がかなり低下した後に上昇 | スクリーニング検査としては感度が低い |
| SDMA | 腎障害に敏感な指標 | クレアチニンより早い時期に上昇 | 早期発見に有用 |
SDMAはクレアチニンより早い時期に上昇し、早期の腎臓病を発見するのに有用な指標です。

すぐに動物病院を受診すべきサイン
食欲の低下、嘔吐、脱水症状、排尿量の減少、無気力が持続する場合は、腎機能の悪化を示す兆候です。このような場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。早期の治療が生存率を高めるための鍵となります。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Catherine E. Langston et al. (2023) Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Edition. Elsevier.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition (2022). Wiley-Blackwell.
[3] American Association of Feline Practitioners (AAFP) Guidelines on Chronic Kidney Disease in Cats (2021). Journal of Feline Medicine and Surgery.