猫の抜歯手術後の正しい回復管理法をご紹介します。手術当日のケアから食事の選び方、処方薬の投与法、すぐに病院へ行くべきサインまで、重要なポイントだけをまとめました。

| 項目 | 手術当日 | 回復初期 | 回復中期 |
|---|---|---|---|
| 食事 | 麻酔から十分に覚醒した後、獣医師の指示に従って与える | 柔らかいウェットフード | 徐々に通常のエサへ |
| 飲水 | 覚醒後、少量から | 自由給水 | 自由給水 |
| 鎮痛剤 | 処方された用法用量を守る | 処方された用法用量を守る | 必要に応じて投与 |
| 活動 | 外出・ジャンプ禁止 | ジャンプ・激しい遊び禁止 | 徐々に通常に戻す |
| ネックカラー | 装着を維持 | 装着を維持 | 獣医師の判断後に除去 |

この症状が見られた場合は、すぐに動物病院へお越しください。
抜歯後に以下の症状が見られた場合は、24時間対応の動物病院にすぐ連絡してください。 - 鮮紅色の出血が30分以上止まらない場合 - 嘔吐が繰り返される、または2日以上何も食べない場合 - 顔・顎・首の部分が目立って腫れている場合 - 高熱・元気がない・意識がもうろうとする症状が見られる場合 - 処方された鎮痛剤を飲んでも、非常に痛みが強いように見える場合

多発性・全顎の抜歯を行った場合は、より長い時間がかかります。
猫の口内炎で全顎抜歯(すべての歯の抜去)を行った場合、歯肉が完全に治癒するまでには、通常の抜歯よりも長い期間を要します。回復期間は個体によって異なりますので、担当獣医師の指示に従ってください。口内炎では、炎症を引き起こす歯の表面を除去する抜歯が、最も効果的な長期的な治療戦略として知られています。この期間中は柔らかい食事を維持し、定期的な再診を必ず受けてください。多くの猫は、全顎抜歯後も歯肉で食べ物を噛み砕き、順応して正常に食事を取ることができます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Little S. (Ed.), The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier, 2012
[2] Bohling MW et al., Techniques in Small Animal Wound Management, Wiley, 2021
[3] Reiter AM, Gracis M (Eds.), BSAVA Manual of Canine and Feline Dentistry and Oral Surgery, 4th Edition, British Small Animal Veterinary Association, 2018