猫が口腔内の痛みを感じているときに現れるサインを正確に把握すれば、早期治療が可能になります。保護者の皆様にご理解いただきたい重要な情報を、Q&A形式でまとめました。



| 項目 | 軽症 | 中等度 | 重症度 |
|---|---|---|---|
| 食事の習慣 | 片側だけで食べる | ゆっくり噛む | 全く食べない |
| 口周りの行動 | 時々舐める | 頻繁に舐める | 足で掻く |
| 活動レベル | 正常 | おとなしい | 動きがない |
| 口臭 | やや臭う | 強い臭い | 悪臭 |
重症度が高いほど、直ちに獣医師の受診が必要です。

すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が食べ物を食べられなくなったり、口の周りに出血や腫れが見られたり、よだれを大量に垂らす場合は、すぐに動物病院を受診してください。これらは、強い痛みや感染症、口腔疾患の兆候である可能性があります。


注意すべき点:自宅で薬を投与しないでください。
猫の口腔内の痛みに対して、自宅で独断で薬を与えるのは危険です。人間用の薬や不適切な薬は、胃腸障害などの副作用を引き起こす可能性があります。また、薬は猫の個体に合わせて調整する必要がありますので、必ず獣医師の処方と指導を受けてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, 2020
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2019
[3] 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, 2021